2016年4月29日(金・祝)、「西武線沿線☆ロージーといく 脱原発キャラバン! ~ゆるさない! あきらめない! わすれない!~」と題する脱原発アクションをおこないました。

すがすがしい青空。でも、立っているのもやっとなほどの強風。そんななかの取り組みでしたが、のべ100名ほどの参加で駅頭を行くたくさんの方々にチラシの配布、マイクでのアピールをすることができました。
また、 新宿線コースではサンバナフア、池袋線コースではのぼさんバンドが、歌とリズムで「原発いらない」の思いを響かせました。

【アクションをおこなった駅】
<池袋線コース>
飯能→所沢→石神井公園→池袋(→国会前)
<新宿線コース>
本川越→所沢→久米川→高田馬場(→国会前)
*所沢は池袋線・新宿線各コース合流。

用意したチラシは2,000枚。
これもほとんどなくなりました。
今年は、福島第一原発事故から5年、チェルノブイリ原発事故から30年の節目の年。
これだけたくさんの方々にチラシを受け取っていただけ、スピーチや歌に耳を傾けていただけたのは、
これまで各駅の地域で地道に脱原発の取り組みをしていている団体や個人の継続の力だと思います。
長い時間がかかっても、わたしたちはこれからも、
「許さない! あきらめない! わすれない!」の気持ちで
脱原発へ向けてさまざまな取り組みをおこなっていこうと思います。

 

 

【チラシに掲載したアピール文】
~わたしの思い あなたの希い つなげよう つながろう 原発いらない~

わたしたち「反原発西武線沿線連合(反西連)」は、東京と埼玉をつなぐ西武線沿線で「原発のない未来」をめざして活動にとりくむ個人と団体の市民ネットワークです。

2011年3月11日の東日本大震災と福島第一原子力発電所の事故から5年が経ちました。メルトダウンした核燃料をどうすることもできず、放射能に汚染された水は土壌や海を汚しつづけ、いまだ事故は収束していません。また、10万もの人びとが避難生活を強いられ、二度と故郷にもどれない人もたくさんいます。

今年は、1986年4月26日に起きた旧ソ連(現ウクライナ)のチェルノブイリ原子力発電所事故から30年の節目の年でもあります。ウクライナでは、この事故の影響でいまだ多くの人たちが健康被害に苦しみつづけています。

これらの事故から、わたしたちは、原発は人のくらしと共存できないものであること、そして地球上の自然を破壊し、あらゆる生き物たちの命をおびやかすものであることを学びました。

今月(2016年4月)、マグニチュード7をこえる強い揺れが熊本県、大分県を中心とする地域で相次ぎ、現在国内で唯一運転中の川内原発(鹿児島県薩摩川内市)でも、震度4の揺れが観測されています。
大地震や津波、台風、そして、テロなど、原発はいつ、どこで、どのように危険な状態になるかわかりません。そして、そのときの被害は「甚大」の二文字では到底語り尽くせません。

しかし、わたしたち市民の不安の声、脱原発の社会を求める声を無視し、安倍政権は原発の再稼働、海外への輸出を強行におしすすめています。

人のくらしと原発は共存できません。
いますぐに、原発の再稼働を中止し、すべての原発を廃炉に。
原発のない安心してくらせる未来がおとずれるまで、
わたしたちは「原発いらない」の声をあげつづけます。

2016年4月29日
反原発西武線沿線連合http://hanseiren.net/

 

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